西都大宰府の空に

西都大宰府を中心に文化財、史跡、名勝、研究会等を紹介していきたいと思います。更新ペースは気ままにまったりの予定。

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七重塔(般若寺石造七重塔)

【名称】:七重塔(般若寺石造七重塔)(しちじゅうのとう(はんにゃじせきぞうしちじゅうのとう))

【所在地】:福岡県太宰府市朱雀2丁目15

【時代】:鎌倉時代

【指定】:国指定重要文化財

【内容】:西鉄二日市駅の北西に位置する丘に所在する石塔である。丘の上には元々、般若寺とよばれる古代寺院があったとされ、発掘調査で関連遺構が部分的ではあるが検出されている。(平成18年度に太宰府市から報告書が出た)この丘の東部に石塔は立地する。

石塔の高さは基礎から測って、現存高が3.35m。様式としては七重の層塔である。
石材の材質は花崗岩。

塔の細部を見ると、七重に笠石を積み重ねて、笠の上に相輪を置く。ただし一番上の相輪は後で付け足したもので、指定から除かれている。台石には、金剛界の四方仏(大日(中央)・阿閦(東)・宝生(南)・阿弥陀(西) ・不空成就(北))の梵字の種子が力強く刻まれている。

時代は鎌倉時代の造作のため、直接的には奈良時代にあったとされる般若寺と結びつけることはできないが、この丘の上が中世段階までは「聖地」として理解されていたことがわかる資料として貴重だろう。
遠景

近景

台石の梵字が彫り込まれている箇所の詳細。阿弥陀如来か。
相輪だけが違和感がある。石の雰囲気と加工技術の違いがそれか。
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  1. 2008/04/14(月) 01:12:42|
  2. 筑紫の文化財
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