西都大宰府の空に

西都大宰府を中心に文化財、史跡、名勝、研究会等を紹介していきたいと思います。更新ペースは気ままにまったりの予定。

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東アジア中世海道 -海商・港・沈没船-

素晴らしい展示だった。萩美術館・浦上記念館は素晴らしい展示を継続的にやっているところだが、今回は特に僕にとっては良いものだった。

特に注目したいのは、図録P76に載っている Ⅱ-40石鍋模倣土器だろう。沖縄県熱田貝塚出土で口径22.5cm。縦耳の初期石鍋模倣であることの意味は大きいと思う。

図録の出来がよくて、日本だけでなくアジア各地の港町を特集してあるのが親切である。


はじめに 世界の海は、それを共有する多くの国と地域を結びつけ、人、もの、文化、技術などの相互交流の場として、歴史の揺籃(ようらん)となり、原動力となってきました。この展示では、特に12世紀から16世紀の東アジアの海を舞台にして、中国、高麗・朝鮮、日本、琉球などの国や地域、人々が相互に影響を与えながら育んだ交流の歴史と文化の煌めきを、考古、文献、美術、民俗資料など、多様な展示品を通して描こうと企画しました。
 
 東アジアでは、積極的な対外政策をとる宋が出現すると、新たな交流の時代が到来し、海で結ばれた多くの地域や国々の激動を促しました。そして、それは単に国家間の政治や経済の問題にとどまらず、一般の人々の日常生活にまで影響を及ぼすものであったことも前代とは異なる特徴です。例えば、中国産の陶磁器が日本列島のごく普通の食器となり、中国の銭が市場での日々の買い物に使われるといった具合です。
 またそこでは中華の建前のもとで国と国とが交流しただけではなく、国境を意識しないで海を共通の世界として活躍した海民・海商たちのエネルギッシュな姿がありました。それは東アジアの大きな枠組みとして、16世紀のヨーロッパとの出会いにより地球規模の交易・交流へと変化するまで続きました。アジアが最も煌めいた時代の一つといえます。しかし、中世から近世への変化のなかで、それらは次第に国の枠組みへと閉じこめられていくことにもなりました。

 今、世界がグローバリゼーションの波に覆われようとしているとき、国境を超えて国の集合とは異なる地縁的なもうひとつの世界を実現した中世の東アジア海域を見つめ直し、アジアを考える一視点としたいと考えています。

開催期間:
2005年3月23日(水)~5月22日(日) 国立歴史民俗博物館 〔アクセス〕
2005年7月6日(水)~9月5日(月) 大阪歴史博物館
2005年9月17日(土)~11月27日(日) 山口県立萩美術館・浦上記念館
開館時間: 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料(当日): 一  般 1,200円(900円)
高校・大学生 800円(400円)
小・中学生 400円(200円)
 *( )内は20名以上の団体料金
前売り券の料金はこちらをどうぞ
休館日: 3/28、4/4・11・18・25、5/9・16
主催: 国立歴史民俗博物館、毎日新聞社
共催: 大阪歴史博物館、山口県立萩美術館・浦上記念館
後援: 文化庁、駐日韓国大使館 韓国文化院
協力: JAL、社団法人東京倶楽部助成事業

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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2005/10/05(水) 22:58:48|
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